手続きの方法、かかった金額、全部見せます!ねこを日本へ連れて帰る④

こちらの記事は、新しく迎えた3匹目のHabiが、2024年にプロセスを始めた際の情報にリライトしてます。

こんにちは、DEliKU KITCHEN(デリークキッチン)のikuです。

マレーシアから日本にねこを連れて帰る手続きについて、
前回はFedExから血清を発送したところまで書きました。

狂犬病の予防接種~血清のExport Permitレターの取得、梱包の準備と配送まではこちら。
ワクチン接種1回目とマイクロチップ
ワクチン接種2回目(採血日)までに準備する書類と梱包資材
採血〜冷凍と梱包、FedExでの発送方法

この記事では、発送後どうなったかと抗体検査にパスできなかった事例についてご紹介します。

やっぱりそうなるよね… なぜならここは「マレーシア」

発送後はFedExのTrackingを監視してたのですが、
”Local reason”とやらで、初めてやったときはマレーシアを出国するのがどんどん遅延してました。

FedEx Expressxって会社のロゴに書いてますけど…ね。

ねこの負担を考えるとやり直しは絶対避けたい!

結局のところ初めてのときは、研究所到着までに、
FedExの輸送遅延で6日 + 私のエラーで2日間の計8日かかってしまいました。

採血から1週間を過ぎてても、カビなどが発生していなければ検査できるのは確認済みだったので、
あとは、This is Malaysia…と自分に言い聞かせてFedExのTrackingページを見守るだけでした。

ちなみに3匹目のときは、1番早くて3日で研究所まで届いてました。

生物化学安全研究所…めちゃくちゃ親切だった。

初めてのとき、私のエラーで採血後すぐに発送できず慌ててメールで問い合わせしていたのですが、
その後、ラボからめちゃくちゃ丁寧な返信で「検査できる状態で血清を受け取りました」と連絡がありました。

さらに、そのメールには検査結果の出る日にちまで書いてくれてました。

検査結果の原本は発送後はちゃんとTrackingコードまで教えてくれます。

生物化学研究所のHPにも書いてますが、
検査結果は月~金に受理の場合、翌週の木曜に出るので、
帰国日が決まっている場合は、余裕をもっての対応がよさそうです。

3匹とも抗体検査に無事合格!検査結果の見かた

検査結果は、血清送付の際に記入して同梱した申込書の、
生物化学安全研究所(RIAS)記入欄に結果が記入されたものなります。

抗体価 0.5IU/mL 以上が合格です!

ウチは13.5IU/mLなど、3匹ともぶっちぎりの合格だったのですが、
知り合いのねこちゃんは、1回目の検査で落ちてしまい再検査だったそうです。

抗体検査に不合格になった事例

お知合いで、何人か抗体検査をパスできなかった方がいたので事例を紹介させていただきます。

・純血種のねこ
・持病のあるねこ
・ハンドキャリーで血清を自分で持ち込んだ
・アイスパック不使用など、梱包をちゃんとしていない

※必ずしもこの条件だとパスできないということではありません!

採血のタイミング、輸送中の保存状態、ねこの血統(品種)、年齢、健康状態なども関係すると思われますが、
ねこの負担を減らすためにも採血や、輸送など飼い主側でコントロールが可能な部分は、
できるだけ手順に沿って落ち度がないように進めたいところではあります。

具体的な帰国予定はないけど、急な帰国に備えておきたい場合はここで終了!

私は、このために今回の帰国プロセスを始めたので、一旦はここで終了です。

抗体検査合格から2年。有効期限が切れた後に飼い主がやるべきこと
こちらはただいま準備中。。。少々おまちください

狂犬病抗体検査が終わったあとの帰国プロセスについて

詳しくはこちらに書かれてますが、なんかややこしい。。。

要約すると…
1. 採血日を0日として180日間の待機期間に入る(180日経過後日本への入国が可能)
2. 180日を待つ間に航空券の予約を取る+以下の手続き
3. 日本到着40日前までに事前届け出を行う
4. 出国前検査と、日本の証明書を取得

という流れです。

180日の計算はこちらの計算機で「初日を数えない」にチェックしてできます!

こちらはまだ私も未経験なので、情報があればぜひ教えていただきたいです。

まとめ

始めてプロセスをした2021年はMCO真っただ中で、
情報が全然なく、かかりっきりの2ヵ月でしたが、
今回ようやく3匹のプロセスまで無事終了してほっとしてます。

ねこはかわいいし、飼い始めるのはとても簡単です。

ただ、いつか帰国する時には、お金も時間もかかるこのプロセスが必須であり、
他にも、航空会社に問い合わせたり、やることは盛りだくさんです。

また、ほぼ全て英語で対応しなければいけないことも考慮した上で、大丈夫かな?と一歩立ち止まってから
ねこちゃんを迎えていただけるといいなと思います。

(かなり高額になっても大丈夫であれば、
日系エージェントへの依頼も可能です。)

大切な子をマレーシアに置き去りにしないためにも、
この情報が、少しでも誰かのお役に立てるとうれしいです。。。

初めから読みたい方はこちら

手続きの方法、かかった金額、全部見せます!ねこを日本へ連れて帰る①

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