手続きの方法、かかった金額、全部見せます!ねこを日本へ連れて帰る①

マレーシアでねこを飼って、日本にねこと一緒に帰国しようとすると、
最低でも8か月の期間とそれなりの費用も必要で、
働きながらこの手続きをするのは、なかなか大変です。

2021年と2022年に2匹のねこのプロセスを行った際の詳細をご紹介します!

帰国プロセスを始めたきっかけ

手続きをした当時は、先行きの見えない長引くロックダウン中で、この先どうなるかわからない、
働いてる会社もヤバすぎて、限界を迎えたときにサッと帰国できるように準備しておきたい。

そんな思いから、急に帰国しなければいけない事態に備えて、
まずは、血清を日本に送付して検査してもらうところまでの手続きを始めました。

ここまで完了させておけば、後は年1回狂犬病の予防接種と、
2年に1回の血清の検査さえ継続しておけば、いつでも最短40日でねことの帰国が可能になります。

ご紹介する内容は、あくまで私や友人のケースで、血液検査の結果を受け取るまでになります。
情報は変わる可能性がありますので、必ずご自身で最新情報の確認をお願いします!

詳しくは動物検疫所の発行してる輸入手続の手引書(指定地域以外)に書いてます。

獣医さん選びは慎重に。

手順書を見ていただくとわかるように、手続きや接種ワクチンの種類など、かなり細かいです。

適当な先生で何か間違いがあって、日本到着後に係留されることになったりすると怖いので、
信頼できる先生で、日本にねこを連れて帰るための狂犬病予防プロセスを
取り扱った経験があるとベターです。

また、ワクチン接種による、万が一の副作用や体調不良を起こした場合を考慮して、
予防接種はできるだけ午前中に受けておくと安心です。

① 獣医さんでマイクロチップの確認と装着

保護ねこ、元野良猫の場合、すでに装着されてるかもしれないため、
すでに装着されてないか確認してもらいましょう。

【マイクロチップ】獣医さんに確認すること

  • ISO規格でマイクロチップ番号が15ケタか(ISO11784か11785で国際標準化機構)
  • すでに装着されている場合はマイクロチップリーダーで確実に読み取れるか

マイクロチップの番号は、血清を検査機関に送る次のプロセスで、
獣医さん側の書類記入欄で記載してもらうため、特に証明書の発行などは不要です。

でも、番号はどこかで必要になる可能性もあるので、ケータイで撮っておくことをおすすめします。

② 狂犬病の予防接種1回目

これは、マイクロチップ装着後であれば、同日接種が可能なので、
1回目の訪問でここまで済ませることが可能です。

【狂犬病予防接種1回目】獣医さんに確認すること

  • ワクチンの種類が、不活性化ワクチン、または組み換え型ワクチンのどちらかであること
  • 国際獣疫事務所(OIE)の基準を満たしたワクチンか
  • 生ワクチンでないことを念押し(認められてません)

英語に自身のない場合は、獣医さんには英語版の手引書をそのまま見せると安心です!

※ 狂犬病ワクチンの有効期限について

1匹目の時は3年の有効期限のワクチンだったため、当然2匹目も同じワクチンかと思いきや、
ワクチンカードを確認したらなんと、有効期限が1年!

確認したところ、有効期限1年のワクチンを一定期間内に2回接種することで3年の期限として、
オフィシャルに認められてるようです。ワクチンカードにも2回目の接種後、3年の期限が明記されてました。

なので、どうせ予防接種を受けるなら帰国の予定がすぐになくても、
2回目までしっかり接種しておけば3年間は有効です。

【狂犬病予防接種1回目】受診時に飼い主がすること

  • ワクチンカードを忘れず持参
  • 1回目の接種から30日以上空けて、2回目の接種を予約する

次のプロセスで獣医さんに血清送付の時の調査書を記入してもらうのですが、
予防接種を受けた際の詳細はそちらに記入欄があるので、証明書などは不要です。

※血清の送付方法や必要書類の準備は時間がかかり煩雑なため、
1回目の接種が終わってしばらくしたらスタートしておくのがおすすめです

③ 狂犬病の予防接種2回目

【狂犬病予防接種2回目】獣医さんに確認すること

  • 1回目と同じく、使用するワクチンの種類の確認
  • 再度、装着済みのマイクロチップがちゃんと読み取れるか確認
  • 梱包準備のために次回血清を入れる容器を見せてもらいサイズ感をチェック

血清を入れる容器に関しては、1匹目と2匹目、別のクリニックで採血したのですが、
どういう形状がいいのか逆に獣医さんから聞かれました。

ご参考までに…

1匹目の時は右の試験管タイプの注射針を刺して血液を中に落とすフタのないタイプの一択で、
血液も混じったまま渡されました。

2匹目は1回目の時と同じく右の試験管の中で生成した血清のみ、
左の蓋つきの3㎝くらいの長さの入れ物に移したキレイな状態でご用意いただきました。

【狂犬病予防接種2回目】受診時に飼い主がすること

  • ワクチンカードを持参する
  • 2回目の接種後7-14日前後に採血の予約を入れる

④ MQAIS(Malaysian Quarantine and Inspection Service)からExport Permitを取得する

マレーシアから海外に生体(血液・血清含む)を輸出する際には、
Export Permitというドキュメントを取得する必要があります。

さすがのマレーシアで、私の知り合いは、なんとこのドキュメントの存在すら知らず、
取得しないままFedExでしれっと日本まで血清が送れたそうです!!

恐らくこれはスーパーラッキーケースで、普通はこの書類がないと、
発送できたとしても返送されてきますので、必ず取得しないとダメです。

私が1匹目の手続きをしたときは、ロックダウンでMQAISが休業してたので情報がなく大変だったんですが、
2021年の年末の段階ではMQAISへのメールでの問い合わせで、
Export Permit取得の代行業者リスト一覧をもらえたそうなので現在は問題なさそうです。

ただ、このリストはあくまでただの「リスト」で個人で代行してるような業者も多く、
酷いローカルエージェントにあたってしまった知り合いは、フライトの数時間前まで搭乗に必要な書類が発行されず、
大惨事になってしまったので、業者は慎重に選ぶ必要がありそうです。

私が利用したExport Permit発行の代行業者

たまたま見つけた業者に依頼してスムーズに発行してもらうことができました。
感じ悪いし適当だな、と思ってましたが、実際にトラブルになった知り合いの話を聞いていると、
私が利用した会社は金額も良心的でかなりスムーズだったみたいなので、情報を載せておきます。

ご利用は自己責任でお願いします!やりとりは全て英語です。
間違いが生じないように、送りたいのは「ねこの血清」であることを明確に伝えましょう!

Export Permit発行 代行エージェント情報

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先方からは何の情報が必要かの提示がなかったため、
依頼時に送った情報も載せておきます(必要ない情報も含まれると思いますが、これで一発OKでした)

—- Cat Owner —-
Name : 依頼者フルネーム
ID : パスポート番号
Address : マレーシアの現住所
Phone No. : マレーシアの電話番号

—- Cat —-
Name : ねこの名前
Date of birth : 保護猫で正確にわからず、適当に日を決めて全部同じ日で統一して申請しました
Breed : 雑種で短い毛の場合は Domestic Short Hair です
Micro tip No. : マイクロチップの番号
Rabies vaccination history :
– 1st dose 1回目の狂犬病予防接種日付け
– 2nd dose 2回目の狂犬病予防接種日付け

—- Laboratory Details —-
Lab : Research Institute for Animal Science in Biochemistry and Toxicology (RIAS)
Address : 3-7-11 Hashimotodai, Midori-ku, Sagamihara, Kanagawa Prefecture, 252-0132, Japan
Phone No. : 81-42-762-2775
FAX No. : 81-42-762-7979

また、レターの取得までメールでのやり取り含め1週間以上かかったため、
採血の日に間に合うよう、時間には余裕をもっての手続きをおすすめします。

代金は一番最後のまとめでご紹介してます。

⑤ 一般財団法人 生物科学安全研究所の申し込み書作成と代金の振り込み

ここでは、日本の検査機関 一般財団法人 生物科学安全究研所への依頼方法を説明します。

1.生物科学安全研究所のサイトから申込書をダウンロードして記入
(マレーシアから送る場合は◆海外からのお申し込みの項目からダウンロード)
2.平行作業で生物科学安全研究所へ検査料13000円を振り込む
3.1の申し込み書と2の振り込み証明をA4でそれぞれ印刷しておく
4.申し込み書は獣医さんに持参して必要事項を漏れなく記入してもらう

獣医さんの記入が終わったら、必ず記入漏れがないか確認の上、
申し込み書と支払い証明は、発送の際に同梱しないといけないので保管しておきましょう。

※ 獣医さんに記入してもらう書類について

今回、2匹目のプロセスの途中で担当の先生が退職されてしまったため、
1回目の接種時のサインがもらえず焦ったのですが、生物科学安全究研所に問い合わせたところ、

採血を担当した先生に全て記入していただけばOKとの事でした。

ここまででかかった、ねこ1匹分の費用

・狂犬病予防接種 2回分  RM150(RM75×2回)
・MQAIS Export permissionレター発行 RM120
・生物科学安全研究所の検査費用 RM491(13000円をRM1=26.47で計算)
・振り込み証明、申し込み書の印刷代 RM2

合計:RM763
※マイクロチップは装着が必要な場合はRM60でした
※既にマイクロチップ装着済みだった1匹目の時は番号のチェックは無料でした
※金額は獣医さんによって若干異なると思います

さて、次は採血~血清の発送準備と配送業者選びについてです!

続きはこちら。採血日までに終わらせておくべき発送準備

手続きの方法、かかった金額、全部見せます!ねこを日本へ連れて帰る②

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