コレがほんとに豆と野菜でできてるなら、ベジタリアンになるのも悪くない。
そんな衝撃を与えてくれた、イスラエル、トルコ、中東各国で食べられている、
揚げたてのザクザク食感がたまらなくおいしいファラフェル。
何度も試作して、満を持して開いたファラフェルの料理教室は、なんと予約ゼロ!!
そんな訳で長い間お蔵入りになっていたレシピです。
ところが先日、いつも料理教室に来て下さる方が、食べたことないなーとおっしゃってたので、
スパイス料理会の時におまけでお出ししたところ大好評。
そして、うわさを聞いた別の方から「作ってみたい、食べてみたい!」のご依頼で
ついに料理教室デビューを迎えたレシピです。
ぜひ、揚げたてあつあつのザクザク食感を楽しんで下さい!
材料(4人分)
- 乾燥ひよこ豆 100㏄(80g)
- たまねぎ 中1/4個
- にんにく 1かけ
- パクチー 2本
- パセリ パクチーと同量
- クミンパウダー 小さじ1
- ブラックペッパー 少々
- 塩 小さじ1弱
- 薄力粉 小さじ1.5
- 米油(揚げ油) 適量
1.乾燥ひよこ豆を調理する前日から水に浸けておく
2.たまねぎ、にんにく、パセリ、パクチーをザク切りにしておく
3.フードプロセッサーに2を入れて、細かいきざみくらいになったタイミングで水を切ったひよこ豆と塩、
クミン、ブラックペッパーを加えて潰す
4.揚げた時に少し食感が残るよう、完全にペースト状になる前にフードプロセッサーを止める
5.小麦粉を加えスパチュラなどで混ぜ込み、ラップをして30分ほど冷蔵庫で休ませたら、大さじくらいの大きさでやや平べったく形成する
6.小さ目のフライパンや鍋にファラフェルがかぶるくらいの油を熱してこんがりするまで揚げて完成
POINT
- やや平べったく小さ目のサイズで形成することで少ない油でもカラっと揚がります
- パセリやパクチーはよく水を切って使いましょう
- 新玉ねぎは水分が多くまとまりが悪くなるので普通の黄色いたまねぎを使いましょう
- 野菜と一緒にピタに挟んだりトルティーヤで巻いてベジサンドにするのもおすすめです
- 写真のソースは、ヨーグルト、白ごまペースト、塩、にんにく、オリーブオイルを混ぜたものです
揚げ物は「悪」ではない!!ポイントは油選びにあり
揚げ物=ネガティブなイメージで、太るから食べないという方も多いのではないでしょうか。
サクサクした食感と油の香味を楽しめる揚げ物は、油選びをちょっと工夫すると、
必要な栄養素を効率的に補給できて、腹持ちもよいので、適量を食べる分には健康的な料理です。
ここでは米油を使いましたが、ビタミンEの含有量が多く酸化しにくいことから、
サラダ油のような油臭さもなく、濃い色の野菜と一緒に食べることでベータカロチンの吸収をサポートしてくれます。
オリーブオイルでもいいですか?のご質問も時々いただきますが、
他の多くの油が「種」から絞られていますが、オリーブオイルは果実から絞られたオイルのため、
生で摂るほうが栄養素を壊さないそうです。
どちらも、サラダ油やキャノーラ油に比べると少し割高だし、外食もするので100%は無理ですが、
自宅で料理する時や料理教室にご参加いただく時だけでも、
できる範囲で体にやさしい選択ができるといいなと思っています。
小さなお子様から大人まで、
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