タジン鍋がなくても、厚手の鍋やフライパンがあればご自宅でもタジンは作れます。

モロッコやフランスで食べられている、シトロンチキンタジンを、
シトロンコンフィ(レモンの塩漬け)がなくても、ご家庭で作れる簡単なレシピに仕上げてみました。

無水で素材の味を引き出して、お肉は柔らかく、じゃがいもはホクホクに仕上がります。
オリーブの塩気とレモンのさわやかな酸味がとてもおいしく、簡単なタジンです。

クスクスをやピタパンとの相性がとてもいいので、ぜひ一緒にどうぞ。

マイルドな辛さが後を引く中東の万能調味料グリーンハリッサも作って、
タジンに味の変化をつける調味料としてどうぞ!

●「グリーンハリッサ」のレシピはこちら

材料(4人分)

  • 鶏もも肉         3枚
  • レモン          1.5個
  • じゃがいも        大1個
  • 玉ねぎ          1/2個
  • にんにく         1~2かけ
  • オリーブオイル      大さじ3
  • オリーブの実       10粒前後
  • グリーンオリーブの漬け汁 大さじ2
  • クミンシード       少さじ1
  • クミンパウダー      小さじ1
  • ターメリック       小さじ1
  • 塩            少々
  • ブラックペッパー     少々

 

1.鶏肉の余分な脂や筋を取り除き、4/1に切っておく(1人分3切れです)

2.鶏肉の皮の面を下にして、こんがりするまでフライパンで焼き(裏返す必要なし)
肉の面に塩・こしょうでしっかり下味を付けて皿に取り出しておく

3.にんにくは繊維に沿って縦に切り、玉ねぎはみじん切りにしてオイルを加え、鍋で弱火で炒める

4.クミンシードを加えて少し炒めたらクミンパウダー→ターメリック
→くし切りにしたジャガイモを加える

5.鶏肉を加えて全体的に混ぜ合わせたら、レモンの真ん中からスライスを4枚作って材料の一番上に乗せる

6.残りのレモンは絞り、オリーブの漬け汁とオリーブを加え鍋にフタをして弱火で蒸し焼きにする

7.塩で味を調え、酸味が強いときは砂糖を加えてまろやかに仕上げ、
提供するときにコリアンダーを散らして完成

POINT

  • オリーブの漬け汁は調味料の役割もあるためグリーンオリーブのものを使って下さい
  • ブラックオリーブを使いたい場合は実のみにしてください
  • アルミの薄い鍋は焦げ付いて失敗のもとになります
  • 厚手の琺瑯鍋、ステンレス鍋、無水鍋、深型の厚手のフライパンなどで蓋のできるものを使いましょう
  • 盛りつけてから提供するなら土鍋でもおいしくできます
  • 弱火でじっくり素材の中にある水分を引き出すため火加減に注意してください

シトロンコンフィって何?
シトロンはフランス語で”レモン”のことで、シトロンコンフィは、一言でいうと少し前にはやった「塩レモン」のことで、レモンを丸ごとハーブやスパイスと塩漬けにして、発酵させたもので、モロッコやフランス、中東などで皮ごと調味料や香りづけに使われています。
シトロンコンフィとは少し違いますが、モーリシャスやスリランカ、インドなど、インド洋に面する国々でも、レモンやライムをスパイスやオイルで漬込んでアチャールとしてカレーの付け合せなどに使う文化があります。こちらは北アフリカやフランスのものとは違い、スパイス感がより強い味付けのものが中心です。こちらもなかなかおいしいので、また別の記事でご紹介させていただきます。

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