こんにちは、DEliKU KITCHEN(デリークキッチン)のikuです。
マレーシアをはじめとする東南アジアの国々には、
私たち日本人が到底想像できない未知の野菜や果物がたくさんあります。
今回は、その中でもいちばん衝撃的だった怖い野菜に出会ったときのお話です。
怖すぎるルックス。そもそも、食べ物なの???
スーパーで平然と玉ねぎの横に山盛りに積まれていた、
この「悪魔みたいな実」は、リンコック(スペル忘れました)というネームプレートが付いてました。
黒光りしてて、カッチカチで、人刺せそうなくらい固いし。。。
さっそく、いつも売り場の野菜や果物のことをいろいろ教えてくれる、
私のマレーシアでの野菜果物先生のところへ行って聞いてみました。
彼曰く、「中にでんぷん質の実が入ってて、まあポテトみたいなもんだよ」とのこと。
しかも、チャイニーズの食べ物だから僕(マレー系)はよく知らないと。
意外かもしれませんが、多民族国家のマレーシアでは、
食べ物に限らず、全てにおいて、自分のバックグラウンドの文化以外はあまり興味がないのか、
外国人の私たちですら知ってるような事を知らなかったりってことがよくあります。
とりあえず、中が見たくて、割ってもらいました。
中見たいから割って~っとお願いしたら、売り物なのに躊躇なく割ってくれるところがマレーシア!
中は、確かにでんぷんっぽい!片栗粉を固めたみたいな純白です。
しかし、何度見てもコレが自然にできた形だなんて、なんだか信じがたくヘンな気分でした。
当時、分かる限りの情報を英語でgoogle検索してみましたが、
ほとんど検索にヒットせず、野菜売り場の「謎の悪魔」ってことで片付いてました。
そして1年後、意外なかたちで「悪魔の実」の正体を知ることに!
台湾にいる友達に会いに行ったとき連れて行ってもらったローカル夜市で、
何だか見覚えのある形。。。
やっぱりそう!!
あの悪魔の実でした。
菱(ひし)という植物の実で「菱の実」(ひしのみ)と呼ばれるものでした。
今回は、写真解説付きで分かりやすい!
マレーシアで見たやつよりも、若干雑な造りですが、
このちょっと赤っぽい感じとかが、やっぱりリアルに怖さをかもし出してます。
そして、野菜果物先生が言った通り蒸してました。
この時はあまりにお腹いっぱい過ぎて食べれなかったのですが、
次回、台湾に行く際はぜひ、食べてみたいと思います。
これからも、世界で出会った未知の野菜や果物をご紹介しますので、どうぞお楽しみに^^
合わせて読みたい!ヘビ皮フルーツの話
初めまして。
菱の実‼︎
先週末初めての台湾旅行で高雄で食べました。
たまたま滞在先が古民家をリフォームしたような宿で、近所の路地にも昔の様子や日本統治下時代のイラストが架けられていたので、読みながら通りを歩くと、菱の実を紹介しているイラストがありました。
英語ではWater chestnuts と説明があり、散歩を続けると、これまた偶然にも出店で売ってました。
もっと真っ黒でグロテスクで、とても食べたいと思える風貌ではなかったのですが、一緒に行った高雄の方が気を利かせて買ってくれたので食べないわけにもいかず…で 恐る恐るひと口。。。
硬い殻に全てヒビが入ってて、『なんて雑な品質』と思ったのですが、それは全くの勘違いでした。
硬い殻、食べやすいように敢えてヒビを入れてくれていたんです‼︎
食べ始めてそれが解り、お店のお姉さんに感謝でした。
味は、…ん?
食べたことある…
何だっけ…
あ、
栗だ‼︎‼︎
あ、
ウォーターチェスナッツ‼︎
チェスナッツって栗だった‼︎
(毎回マロン…と誤解して忘れてしまう)
言うわけで、
私が食べたのは、ぷっくりした、少し甘みの薄い栗、でした。
でも、モグモグとした噛みごたえで、とてもおいしかったです。
真っ黒なので指まで黒くなりそうで心配でしたが、そんなこともなく、今回の旅行のなかで、意外性と期待外だったこともあり、自分の中では1〜2、ん〜、三本の指に入る美味しいものでした〜
海外で美味しいフルーツに出会うと、フレッシュで持ち帰れないのが本当に残念。
ご返信が遅くなり申し訳ありませんでした。
なんと!食べられたのですね!!
マレーシアでも毎年時期になるとスーパーではみるのですが、あの硬さ…
家での調理はいろいろ大変そうで、実はまだ食べれずにいます。
もともと中国の文化で蒸して食べるのが一般的なようで、中国や台湾ではよく屋台で売ってるみたいですね。
マレーシアで見るのは、ちょっと品種か違う気もします。
ほんとに、フルーツは日本に持って帰れないのが残念ですよね。
その分、このブログでいろんな珍しいフルーツをご紹介できたらな、と思います!
レポありがとうございました^^