こんにちは、DEliKU KITCHEN(デリークキッチン)のikuです。
マレーシア移住を考えたときに、20歳からまじめに払い続けてきた年金が、いつ、どうやってもらえるのか?
今後、日本の年金を支払わないと、将来もらえる額にどれくらい響くのか?
ネットでコツコツ調べるのがかなり大変そうなので、
手続きを兼ねて、2020年に出発前に年金事務所に直接足を運んで確認してきました。
年金の知りたかったこと、まとめて窓口で教えてもらえます!
すごく基本的なことですが、今まで不勉強すぎて知らなかったことばっかりでした。
今回教えていただいた点の要点をまとめました。
そもそも年金って何歳まで支払って、何歳からもらえる??
・支払うのは20歳~65歳まで
・もらえるのは基本65歳から ※年金の仕組みで詳しく説明します
・60歳からもらうこともできるけど、65歳からもらう額よりも月々の受け取り額は少なくなる
・基礎年金、厚生年金、両方払った履歴がある場合は、はそれぞれ別のタイミングで受給する年齢を決められる
将来、年金を受給できる条件
・120カ月(10年間)以上支払いをした人が受給できる
・日本の会社を退職する際は、月末最終日まで在籍しないとその月は支払い期間にカウントされない
(ex.7/28退職の場合:6月分まで厚生年金が天引されて支払い期間にカウントされる)
今すぐ知りたい!結局のところ月々おいくらもらえるんでしょうか…
ここが、一番気になるところではあるのですが、
残念ながら、試算は50歳以降でないとできないとのことでした。。。
参考程度にこんな試算を教えていただきました。
試算例:
20歳~60歳まで基礎年金に加入してフルで480月、40年間払った場合
➡ 月々65,000円 受給できる
ただし、基礎年金より厚生年金のほうが将来受け取れる額が大きいので、
会社勤めしてて厚生年金の加入歴があると、上記の金額に上乗せされるそうです。
年金の仕組み
年金は受給開始から約10年で、今までに支払った額とほぼ同額を受給できる仕組みだそうです。
ということは、60歳から受給し始めたとして、70歳くらいまで生きられたら元が取れるってことなのか。。。
受給を始める年齢によって、もらえる金額が変わる!
基本的に65歳からの受給だけど、60歳から受け取ることも可能だってことをご紹介しましたが、
実は、もっと多く受け取れる方法もあるそうで、
70歳まで受け取りを待つと、月々0.7%(1年で8.4%)増額された金額を受け取れるんだそうです。
もちろん、年金だけのためではないと思いますが、
65歳で定年退職したあと、シニアバイトしてる方が多い理由がわかりました。
年金の受給開始のタイミングは、けっこうなギャンブル
知れば知るほど、年金の制度は、ホントによくできた仕組みだし、考えた人すごいなぁと思うけど、
自分が何歳まで生きるかわからないことを考えると、何歳から受給するのかがネックで、
投資や資産運用と同じく、けっこうギャンブルだなーと、ちょっと意外でもありました。
ここに書いた内容は2020年8月の時点での情報で、
今後、制度やもらえる額は変わる可能性も十分あるため、
海外渡航などで手続きをされる際には、最新の情報をご自身でご確認お願いします!
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