こんにちは。デリークキッチンのikuです。
2018年の後半に、ずっとずっと行ってみたかったマルタ共和国に行ってきました。
ご覧のとおり、信じられないほどキレイな海に囲まれた、
地図で言うとイタリアの下にある地中海の小さな島で、ネコが多いことで有名な国です。
イタリアが近いこともあり、パスタやピザなどイタリアンよりの食事が楽しめますが、
トルコから飛行機で2時間半と近く、おいしいトルコ料理も楽しめる国なんです。
今回はマルタで食べた数々の料理ではなく、とてもインパクトがあって、
意外だったフルーツについてご紹介したいと思います。
ちょっと郊外に行くと見渡す限りサボテンだらけ
ヨーロッパにサボテン、何だかイメージだとメキシコとか南米にありそうな感じなんですが、
街中を外れて少し郊外に出ると、どこもサボテンでいっぱいでした。
現地の人曰く、肌寒いことはあっても、一年中コートは必要ない気温で、
雨もあまり降らないらしいので、きっと育ちやすいんでしょうね。
マルタでは、おみやげ屋さんで、このサボテンの実でできたジャムやリキュールなどが、
名産品として、あちこちで売られており、
まずは、生の実を食べてみたくなってスーパーに探しに行きました。
これが、サボテンの実!
海外のスーパーでは、野菜や果物は1個○○円ではなく、重さで金額が決まるのが一般的で
マルタでもその形式での販売でした。値段は1個80円くらい。
よく熟れてそうな柔らかめのと、完熟前の実を2個買ってみました。
ホテルに帰って、早速よく熟れた赤い実から。
ナイフなんてなくても、スプーンでサクッと切れます。
まるでドラゴンフルーツの赤肉並みの濃い赤色の果肉が出てきました!
同じサボテンの実なので、果肉の食感はドラゴンフルーツやビワに似た感じです。
甘みがとても濃くて、ジューシーでおいしいのですが、石みたいに固い種がたくさんあるので、
ザクロみたいに、種を食べちゃってもOKな感じではなく、結構食べづらいです。
赤い実で満足したところで、未過熟の実へ。
今までの経験から、熟れきっていないこういうフルーツは、
酸っぱくて渋くて食べれないことが多いので、恐る恐るこちらも試食。
ところが、この状態でも十分甘くて渋さも全くなく、
まだ若い分、果肉がしっかりしていてこれはこれでとてもおいしい!
ビワの味をぎゅっと濃くして固い種をちりばめた、って表現がしっくりくるような感じでした。
日本ではなかなか食べることのできないサボテンの実は、
チュニジアやモロッコなどでも食べれるみたいです。
これから旅行に行かれる予定のある方は、ぜひ試してみてくださいね。
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