40代独身で海外移住。行くと決めたその日から取り組んだ5つのこと

こんにちは、DEliKU KITCHEN(デリークキッチン)のikuです。

タイトルの通り実際に渡航が現実的になったのは、私が40歳の時でした。

もちろん、行くと決めるまでは、もやもやと迷っていた時もありましたが、
決めてしまえば、あとは少しでも早く準備を始めるだけ!

私が出発前の準備とて取り組んだ、5つのことをご紹介します。

1. 実家やストレージに置いてる荷物も含めて、すべての持ち物を整理する

もし、もっと若くて、1-2年で帰国する前提での渡航であれば、荷物は実家に運んで終わりでOKです。

しかしながら、40代。

年齢的にも一度、身の回りを整理するのにはちょうどいいタイミングだと思ったので、
少し早めの終活だと思い、この機会にがっつり断捨離するこにしました。

やっぱり40年も生きてると、いろいろ溜まりますよね…

全部捨ててしまえば一気に片付くのかかもしれませんが、手間<お金 の優先順位だったので、
メルカリ、ラクマなどのフリマアプリを最大限活用して不用品は徹底的に現金化しました。

結果、特にブランド品を持ってない私でも約50万円の売り上げに!

これは、本当にありがたかったので、何があるかわからない海外生活に備えて、
少しでも移住資金を増やしたい方にはぜひお試しいただきたいです。

確かに手間はかかります。

でも、単純に現金が増えてラッキーなだけではなく、
自分がいかに不要なものを多く持ってたか愕然としたし、
これからのお金の使い方の意識改革になる上に、片付くとすっきり気持ちいいので、
頭から「苦手」と思わず、とりあえずやってみよう!精神でぜひお試しいただきたいです。

荷物整理のお役立ちサイトまとめ

コレは使わなきゃ損!出発前の荷物整理に使えるお役立ちアプリとサービスまとめ

2. マレーシアでの仕事をさがす

移住後も、生きていくために自分で働いてお金を稼がないといけない状況なので、
現地企業に就職して会社にワークビザを取ってもらう働き方を選びました。

金銭面、待遇面でいえば駐在員としての渡航が一番いいのはもちろんなんですが、
私のスキルと年齢で、そういう待遇の会社に今から国内で転職するのは無理でした。

なので、簡単に採用されて渡航までの時間が短い、コールセンターの仕事を中心に探しました。
ありがたい事に、仕事は2週間程度で決まりました。

40代の仕事さがし

マレーシア移住前の仕事探しで重視したこと、妥協したこと

3. 年金、保険、その他、日本での公的手続きのやり方を調べる

この歳になるまで、全く知識のない分野だったので、
国民年金については年金事務所に足を運んで、渡航後の年金管理について細かく聞いてきました。

国民年金

【海外移住】払う?払わなくていい?渡航後の日本の年金

失礼な話、いい対応は全く期待してなかったのですが、
無知な私の質問に丁寧に答えてくださり、移住後の支払いと、払い続けるメリット、デメリットを、
その場で全部調べて下さいました!(相談には事前予約が必要です。)

すごく勉強になったし、自分の将来のお金のことなので、
年齢を問わず、これから渡航予定の方は、年金事務所へ足を運ふメリットは大きいです!

健康保険

日本の会社を退職後、すぐに国保に切り替えておいたほうがいい理由

日本で会社勤めしてて、海外就職が決まった場合、
国内にいる間は、義務として国民健康保険に加入しなければなりません。

少し金額が高くても、国民健康保険への切り替えであれば、
役所で当日中にできてしまうので、断然そちらがおすすめです。

個人加入の生命保険

規約には海外移住について何も記載がなかったので、無駄になるけど解約か…と思い、
念のため解約の前に問い合わせてみたところ、手続きはかなり煩雑だけど、
なんと、海外移住後も入院、死亡の補償の対象でした!

あきらめず、まずは確認してみるべきです。

iDeCoにも加入してましたが、一度加入すると特例を除いて解約はできない仕組みでした。

会社で強制的に加入させられたこともあり、今後運用していくつもりもなかったので、
問い合わせたとろ、退職後に支払いの催促通知が数回来たのちに、支払いの確認ができなければ、
一定期間後に登録が抹消になるとのことでした。

なので、何もせずそのまま放置で終わらせました。

4. 英語の勉強をする

日本での転職の場合はTOEICの点数が重視されますが、
現地企業への転職となると、実際の仕事や職場のコミュニケーションで
問題ないレベルなのか会話力が問われるため、2つの項目に絞って話すための勉強ではなく練習をしました。

まずは面接で自分のヒストリーを台本なしで話せるように

「あなたについて聞かせてください」は必ずどこの会社でも聞かれる質問なので、
2分でまとまるよう時間を計りながらスピーキングの練習をしました。

がっちりと台本を作ってしまうと、つまづいた時に真っ白になって話せなくなったり、
一つ間違うとダダ崩れになりそうなので、下記に的をしぼって声に出して話す練習をしました。

・関連する単語などの語彙を調べておく
・盛り込みたいワードや短いフレーズを箇条書きにする
・できるだけ簡単な語彙で長くならないよう結論ファーストで理由を追加する

応募する職種について説明できるようにする

応募する仕事はこういうところが最終のゴールになり、
そのためには、ゴールに向けて何が必要なのかという部分を自分なりの考えで説明できるようにしました。

あとは、その業界独特の言い回しや単語を事前に調べました。

その他のおすすめの学習方法

Instagram
日常会話から、ビジネスシーンのフレーズまで、英語に特化して更新されている方がたくさんいるので、
そういった方をフォローして、移動などの隙間時間に毎日2-3語はチェックするようにしてました。

オンライン英会話
私自身は試したことがないのですが、周りでは既に日常会話以上のレベルの方もオンラインで学んでる方が多いです。
初心者の場合はスピーキングの練習になるし、上級者であれば、プレゼンに特化したものや、
業界ごとの専門分野に特化したコースなど、レベルを問わず手軽に続けることができそうです。

5. クレカ、銀行口座の整理とオンラインバンキングの設定く

まずは不要な口座はすべて解約し、
クレジットカードも最低限必要な2枚にだけに絞りました。

残った銀行口座はクレジットカードの引き落としなどで使う口座を1つに絞って、
海外送金や日本国内の振り込みなどをできるように設定しました。

この時に注意しないといけないのが、振り込みの際などに携帯電話番号に届く、
SMS認証は、移住するとできなくなるため、別の認証方法を準備しておく必要があります。

UFJ銀行の場合、ワンタイムパスワードを発行する専用の計算機のようなカードの発行が可能なので、
日本にいる間にカードの申し込みをして受け取り、こちらに持参しました。
マレーシアで何度か使用してますが、問題なく使えています。

まとめ

20代で海外で働くのと40代から海外で働くことは、全くの別の意味があると思います。

一旦決意してことが進み始めると、結構な勢いでやることが多い上に時間も限られるけど、
自分で決めたことなので、マルチタスクをどうやったらうまく捌けるか練習!
くらいの感覚でいろいろ進めるといいのかな、と思います。

一生帰国しないわけではないので、間に合わなかったことは次の一時帰国のときに…

くらいのゆるさで、楽しみながら… みたいな大人の余裕がほしいところですが、
残念ながら、私はそうはいきませんでした。笑

渡航から3年、その後どうしてる?な話

マレーシアで働く40代のリアル

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