2匹目のお迎えに失敗したときの話。

こんにちは、DEliKU KITCHEN(デリークキッチン)のikuです。

我が家には、ご縁あってお迎えした2匹のねこがいます。

今一緒に暮らしているハチワレのTikaを2匹目として迎える前に、
一度、別のねことの引き合わせがうまくいかず、トライアル中にお迎えをお断りしたことがありました。

どこを成功とするか、何がダメでうまくいかないのか、ご家庭の数だけ正解があるこの難題について、
どんなにたくさんの事例を読んでも、解決することができませんでした。

誰かの何かの参考になることを願って、失敗に終わった時のことを少し振りってみようと思います。

この話に登場するねこの詳細をご紹介します

 

先住猫:3歳(メス)保護猫
人が大好きな甘えんぼうで、おとなしくて遊ぶよりもまったりが好き。環境の変化が苦手。
人生の大半をシェルターで過ごしてきたので、常に20匹前後のねこに囲まれて生活していた。

トライアルに失敗した猫:生後5ヵ月(メス)ノラ出身
2週間前に母猫と一緒に保護されたが、兄弟はいなかった模様。
母猫も既に育児放棄していたそうで、猫同士の社会性が低かった可能性あり。

お迎えした新入り猫:2歳(オス)前のおウチから保護
極端に知らない人が怖くて、心を開くまでに時間が必要なタイプ。
遊び好き、何でも興味津々、マレーねこにしてはかなり大きめだけど運動量は多い。

どうなったら成功?トライアルはどのくらいすれば結果がでるの?

もし、猫同士がぺろぺろなめあって仲良くしてる姿を見て癒されたいから、
という理由でお迎えを考えているなら、2匹目のお迎えを考え直したほうがいいかもしれません。

テレビやインスタなど目に見えるところでは、相性が良く仲良くなれた「成功例」を目にすることが多いので、
つい錯覚しがちですが、検索すると引き合わせがうまく行かなくて悩まれている方の多いこと!

子猫同士であれば、仲良くなれる確率は可能性としては上がるかもしれませんが、
現実はおとなのねこが、新入りねこと大の仲良しになる可能性はかなり低いんです

我が家の場合、予定外ながらも、引き合わせがうまく行ったハチワレの時は、
引き合わせから1ヵ月経った時点で、下記の項目で問題がなかったため、
この状態を「成功」と考えて長い目で見守っていく覚悟でお迎えすることにしました。

・一緒に並んでごはんが食べれる
・同じ部屋で距離はあってもそれぞれがくつろいで昼寝やグルーミングできてる
・どちらかが、一方がやられているのではなく、お互いに追いかけ合っていた
・どちらも元気でモリモリ食べて、吐き戻しや下痢や脱毛などのストレス反応がなかった

どれくらいの時期が必要かは、ホントにケースバイケースで1ヵ月かもしれないし1年かかるかもしれません。
個人的には、見極めの期間は最低でも1-2ヵ月は必要なんじゃないかと思います。

我が家は、引き合わせに成功した2匹が一緒に暮らし始めて6か月目くらいから、
一段階関係性が落ち着いて、2匹が一緒に過ごす時間が急に増えて、
同じ頃から新入りが、私にもよく甘えてくるようになりました。

ねこはストレスを感じやすい動物で環境に慣れるには、とにかく時間が必要です!

人間が正しく力添えできるかも成功の大きなポイントになる

キジトラちゃんのトライアルの際は、保護団体の方の指導のもと、Jackson Galaxyさんのメソットで引き合わせをしました。
日本語訳の本も出てるみたいなので、きっと参考になると思います。

JacksonさんのYoutubeでも言われてますが、
同じ部屋で猫同士を対面させるだけでは引き合わせは成功しません。
実際に体験してみて、ほんとにその通りだと思いました。

あとは、準備と心構えとして最低限下記の内容は必須になってくると思います。

・新入り猫を隔離できる十分なスペースがあるか
・引き合わせを見守る期間、飼い主に十分な時間と心の余裕があるか
・いつも以上に先住猫と過ごしたり遊ぶ時間をしっかり確保できるのか
・万が一、引き合わせがうまくいかなかった場合に2匹を隔離飼育していくスペースがあるか

引き合わせでうまく行かなかった時の様子

1週間の隔離期間を経て、においの交換やドア越しの食事など、ステップを踏んで初対面しましたが、
先住は、姿を見るなり新しい侵入者に対して物凄い形相で威嚇と攻撃してました。

1週間一緒に過ごしても攻撃が収まることはなく、何度も板でケンカを止める場面がありました。

キジトラちゃんは活発で独立心も強く、高いところに上るのも得意。
かたや先住は、おとなしく、高いところは苦手でのんびり過ごしたい甘えんぼタイプ。

2週目あたりから、キジトラちゃんは先住にちょっかいを出しても、
高いところまでは追ってこないことに気付いてしまい、寝ている先住に急に飛び掛かって高所に逃げる、
という悪い遊びを覚えてしまいました。。。

そして、3週間目あたりから、先住の様子がおかしくなりだしました。

いろんな意見があると思います。

たった3週間で結論を出すのは早すぎるし、
やる気がないなら迎えるべきでなかったなどいろいろ言われましたが、
先住に円形脱毛を2か所発見。同時に1日に複数回吐き戻したり、ごはんを食べなくなったりと、
私の勝手でシェルターから連れてきて、これ以上辛い思いをさせる訳にはいかずトライアルを中止しました。

うまくいくかどうかは、結局のところ2匹の相性も大きい

年齢や性別でくくって相性の良しあしを説明する記事もたくさん読みましたが、
こればっかりは、ほんとに相性もあるのかなと思いました。

年齢が離れていても、孫とおじいちゃんのように仲良くなれることもあるし、
大人のオス同士でもすごく仲良くなる場合もあるんですよね。。。

では、この点について人間側でできることはなんなのか、
自身の反省点も交えて次の項目で詳しくご紹介します。

失敗から学んだこと

引き合わせには、飼い主の心の余裕がないと難しい

我が家は1人暮らしで協力者もいなかったため、
始めのうちは、先住にもいつも以上に気を配りながら両方の部屋を行ったり来たり。
トイレ掃除や食事の準備、それぞれと遊ぶ時間も2倍!

どちらもかまって欲しくて大声で泣いたり、部屋をめちゃめちゃにされることもしばしば。

何とか時間を捻出して、一生懸命お世話したり遊んでも、噛まれたり引っかかれたりでほぼ毎日流血…
「ねこってそういうもんだ」と自分に言い聞かせても、コレはなかなかこたえました。

なかなかうまく行かず、日本語でも英語でもありとあらゆる記事を検索して頑張ってたつもりでしたが、
2匹の関係がうまく行かないことで、護団体の方からプロセスを守ってないのでは?
などネガティブな反応も悲しかったです。

今思えば、保護団体の方の言うことだけを鵜呑みにせずに、
他に相談できるねこ経験者の方が周りにいる状態で、引き合わせに臨むべきだったのかなと反省してます。

相談者は、実際に逢える友達でなくてもいいんです!

この当時は、ねこインスタをまだ開設してなかったんですが、
今ではインスタを通してたくさんの猫飼いの先輩方からアドバイスをもらい救われることも多いです。

もちろん、必ずしもインスタである必要もなく、
実際に多頭買いをしている方を知り合いから紹介してもらうのでもいいし、
方法は何でもOKですが、ひとりで抱え込まない状況を作ることが大切です。

2匹目のお迎えは、先住ねこと十分な信頼関係ができてから

少しでも若いうちに引き合わせすべき、1匹だけでの生活が長くなると他のねこを受け入れにくくなる。

そんなネット記事の言葉をそのまま信じて、とにかく急がねば!と、
先住ねこがウチに来て1ヵ月半の時に1回目の引き合わせに踏み切りました。

が、今思えばどう考えても早すぎました。

若いうち、早いうちに、はどちらも間違いではないと思いますが、
それ以前に、先住ねこが新しい環境で落ち着いて生活できているのか、
健康状態や性格も含め、もっとよく理解しておく必要があったし、ここは大きな反省点です。

実際一緒に暮らしてて、落ち着いてきたなと思ったのは4か月目以降だったので、
もし、そのタイミングまで待ってトライアルしていれば、先住も落ち着いて新入りを迎えてたかもしれません。

また、先住と私の信頼関係がもっと強固で、先住の性格をよく理解できていれば、
キジトラちゃんには大変申し訳ないですが、もっと相性の良さそうな子を選べていたかもしれません。

(保護団体にお返ししたキジトラちゃんは、育児放棄したお母さんが避妊手術したことで性格が穏やかになり、
関係も修復して、2匹一緒に新しいおうちに迎えられたこのとです。)

猫は時間がかかる生き物だと理解する

失敗した引き合わせの際は1ヵ月の期限でのトライアルだったため、
とにかく、予定通りにプロセスを進めないと間に合わないと思って焦ってました。

でも、ねこ1匹1匹が違うように、プロセス通りに進まないほうが自然で、
上手くいかなかったら、もう一度始めから仕切り直したり、
それで1ヵ月に収まらないなら、前もってトライアル元の方との延長の交渉をするなど、
とにかく無理に進めたり、結論を急ぐことが一番ダメなことだとわかりました。

ネット記事を鵜呑みにしすぎない

いろんな事例を読んで学ぶことや、How to系の記事を検索するのも必要なことだと思います。

ただ、うまくいってない場合は、読めば読むほど「なんでウチだけ…」「何が悪かったのか…」と
嫌悪感に陥る事もありました。

また、事実とは違う内容の記事に踊らされないためにもネット記事はあくまで参考程度に、
それよりも記事の検索に費やす時間をねことのスキンシップやコミュニケーションなど、
小さな変化をよく観察すべきだと過去の自分に言いたいです。

予期してなかったご縁で、別のねこをお迎えすることに

この失敗から、我が家ではもう2匹目は迎えずに1匹と1人で仲良く暮らしていこうと決めてました。

多頭買いしてる友人にその話をしてたところ、
「不思議なもんでねこ飼ってると意外なところからご縁が転がり込んでくるよ」と言われてたのですが、
まさにその予言通りに予期してないかたちでハチワレのオスねこをお迎えすることになりました。

1年経っても大変なことのほうが多いですが、その分幸せと癒しも2倍の毎日です!

2匹目のお迎えについては、また別の記事でご紹介します。

合わせて読みたい!

ねこの「夜泣き」が辛いときに試すべき5つのこと。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。