「カオソーイ」といえば、タイ料理のココナッツ風味の辛いスープの麺で有名ですが、
実はお隣の国、ラオスにもカオソーイという麺料理が存在します。
ラオスのカオソーイは、透き通ったスープとお米の麺に、
たっぷりのピリ辛肉みそと、ハーブやライムをトッピングして食べるのですが、
ルアンパバーンで食べたあの味が忘れられず、自宅で作れるレシピで再現してみました。
スープは、お手軽に鶏がらスープの素などでもOKですが、
ちょっと余裕がありそうだったら、とても簡単なので、スペアリブや骨付きの豚バラで作ってみましょう!
スープのレシピ
スープ(4人分)
- 水 1.5リットル
- スープ用骨付豚バラ 300g前後
- 長ネギ(葉の部分) 1本分
- しょうが にんにく3かけ分ほどの大きさ
- ナンプラー 大さじ2.5
1.スープ用骨付豚バラの余分な脂や血を取り除き、ザルに入れて熱湯でサッと洗い流す
2.長ネギの青い部分を半分くらいに切り、しょうがは5㎜ほどにスライスする
3.水を沸騰させたら2と1を加え中火くらいで煮込みアクと油を取り除く
4.フタをしてさらに弱火で15分ほど煮込み、具はすべて取り出してナンプラーを加えて完成
POINT
- スープ用の骨付豚バラがない場合は、スペアリブでもOKです
- スペアリブを使う場合は鍋にお湯を沸かしサッと湯通ししてから使いましょう
- スープはかなり薄味でOKです!食べるときに肉みそとナンプラーで味の調整をします
肉みそとトッピングのレシピ
肉みそとその他の具(4人分)
- 豚ひき肉 200g
- ソイビーンペースト 大さじ1.5
- トマト 大玉1/2個
- 韓国唐辛子粉(細) 小さじ2
- にんにく 1かけ
- 赤玉ねぎ 少々
- 万能ねぎ お好みの量
- パクチー お好みの量
- ライム 少々
- ライスヌードル お好みの量
※ 撮影時ライムが入手できず写真はシークワーサーで代用してます
1.パクチーとネギはみじん切りに、赤玉ねぎは薄く切って水にさらしておく
2.にんにくはみじん切りに、トマトは1㎝角くらいにザク切りにしておく
3.少量の油でにんにくを炒め、ひき肉を加えて余分な脂はふき取っておく
4.トマトとソイビーンペースト、唐辛子を加えトマトが溶けるまで炒めて肉みそは完成
5.麺を茹でたら、器にネギとパクチー→麺→スープの順に加え、
肉みそや薬味をトッピングし、ライムをたっぷり絞って完成
POINT
- 薄味のスープは、食べるときに肉みそとナンプラーや薬味で調整します
- 唐辛子は使用する種類によって辛みが全然違いますのでご注意を!
- 韓国料理用の唐辛子は物にもよりますが比較的辛さ控えめでお肉に程よく色もつくのでおすすめです
- 現地では、バードアイなど生の唐辛子を使用します
アジア好きが集まったら、トッピングをバイキング形式にして楽しもう!
スタイリッシュなテーブルコーディネートもいいですが、
人数が集まったときは、アジアのごちゃごちゃ感を
テーブルに詰め込んで、
具をバイキング形式にするのもおすすめです!
ただ、写真に夢中になりすぎるとライスヌードルが、
くっついてしまうのでご注意くださいね。
怪しい赤ちゃんが目印のこちらのソイビーンペーストを使いました。送料がかかってしまいますが、バナナの葉っぱやその他、普通のスーパーでは手に入らない野菜など、いろんなタイ食材を見れるので、サイトを見てるだけでもワクワクしてしまいます!
肉みそに使う「ソイビーンペースト」について
今回は、上記のソイビーンペーストを使用しました。タイ料理屋さんで出てくる空芯菜の炒め物・カオマンガイなども、このソースを使って作られているので、余ったらぜひ試してみて下さい。
タイ料理以外の使い道としては、ソイビーンペーストは発酵食品なので、チーズともよく合うはず。。ともくろんでおります!どんな料理が生まれるか、少し時間ができたら試してみようと思ってます。日本のお味噌に近い味なので、代用品で済ませたい場合は、味噌を水に溶いてすこし柔らかくした状態のもので代用してもいいかと思います。
生春巻きのソースだけなんてもったいない!
ご連絡ありがとうございます!ぜひマレーシアにも行ってみて下さいね^^