2019年に初めてトルコに行った時に、ボート型のピザを見つけて食べてみるとこれがなんともおいしい!
帰国してから調べてみると「ピデ」という名前のこのトルコピザは、ピザの起源とも言われているそうです。
ピザは、生地にソースを塗って具をトッピングしてチーズをの乗せますが、
ピデは、ソースもチーズも具と混ぜて生地に乗せた後に、生地の端を少し織り込むのが特徴です。
ターキッシュナイトのイベントの時にみんなで作った、
「牛ひき肉とサルチャのピデ」と「ほうれん草とホワイトソースのピデ」をレシピにしました。
オーブンをお持ちでしたらぜひご自宅でもお試しください。
サルチャ(濃厚トマトペースト)は、日本のスーパーで売っている濃縮トマトペーストでも代用できます。
ピデの生地のレシピ
材料(2枚分)
- 強力粉 100g
- 薄力粉 200g
- ぬるま湯 150㏄
- 砂糖 小さじ1
- イースト 3g
- 塩 小さじ1/2
- ヨーグルト 大さじ1
- オリーブオイル 大さじ1
1.ぬるま湯にイーストと砂糖を加えてよく混ぜておく
2.その他の材料をボウルで混ぜ合わせたら1も加えて、表面が滑らかになるまでしっかりとこねる
3.表面がなめらかになったら丸めてボウルに濡れ布巾をかけて45分間置いて一時発酵させる。
(秋~冬の肌寒い時期はオーブンで発酵させる)最終的に生地が2倍くらいの大きさに膨らめば成功
4.もう一度、よく生地を練ったら半分に切りわける
5.台と麺棒に打ち粉をして草履のような楕円形に伸ばす。
具を乗せたら具を包み込むように量端をかるくひねり舟形にする
6.予熱なし220度で20分焼いて完成
POINT
- ぬるま湯が熱すぎると生地が膨らまない原因になるので注意!!
- 練り始めはべとべとで手にまとわりつきますが、構わずこね続けて下さい
- オーブンで発酵するときは40度で45分が目安です
- 形成の際はオーブンに入る大きさに合わせて大きくなりすぎないようにしましょう
- 焼きすぎると生地も具もカサカサでジューシー感がなくなるので注意
具のレシピ1.牛ひき肉とサルチャ(濃厚トマトペースト)
材料(上記の生地レシピ1枚分の具)
- 牛ひき肉 120g
- 玉ねぎ(中) 1/4個
- ドライトマト 3枚
- サルチャ 大さじ2
- グリーンオリーブ 6~10粒
- ナツメグ あれば少々
- パセリ 少々
- 塩 少々
- シュレッドチーズ お好みで
※ サルチャがない場合は濃縮トマトペーストで代用して下さい
1.玉ねぎは荒めのみじん切りに、オリーブは横半分に切る
2.ドライトマトは食べやすい大きさに切って、トマトが被るくらいの湯で戻しておく
3.玉ねぎに塩ひとつまみを加えて軽く炒め、ひき肉とナツメグを加える
4.肉に火が通りだしたらサルチャを加え、湯で戻しておいたドライトマトは汁ごと加える
5.オリーブを加えたら塩で味を調えて、生地に乗せる直前にお好みのチーズを加え、焼き上がりに後にパセリを散らす
POINT
- ひき肉は最終的にオーブンで焼いて再加熱するので、この段階では火を通しすぎないよう注意して下さい
- トマトの酸味が強いと感じたら砂糖を加えると酸味がまろやかになります
- チーズはなくてもあってもOKです
具のレシピ2.ホワイトソースとほうれん草の具
材料(上記の生地レシピ1枚分の具)
- ホワイトソース レシピ記載の分量
- ほうれん草 4株
- シュレッドチーズ ホワイトソースの半分くらいの量
- たまご 1個
- ブラックペッパー 少々
1.ホワイトソースはあらかじめレンジで作っておく
2.ほうれん草は固めに塩ゆでして、よく水を絞ったら1㎝幅に切っておく
3.ホワイトソース、ほうれん草、チーズを混ぜたら準備完了
POINT
- チーズはゴーダミックスなどコクのある濃い味のものがおすすめです
- ホワイトソースは柔らかめに作っておいて下さい
- こちらのレシピはチーズが必須ですがたまごはなくてもOK
サルチャとは?
トルコ料理には欠かせないサルチャは、一言でいえばトマトの濃縮ペーストです。メーカーによっては赤パプリカが入っていることもあり、塩味もついているので、豆のスープ、ぶどうの葉でピラフを包んだドルマ他、多くの料理の味付けで使われています。トルコ料理以外にも、パスタやハンバーグのソースなどにも使えて、酸味が強くないので冷蔵庫の常備食材としてもおすすめです。
通販でも購入できますが、現地では1~2回で使い切れる、おみやげにもぴったりな紙パックの小さいサイズのもの売っているので、トルコでスーパーに行く機会があったらぜひ探してみてくださいね。
世界で愛される
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