3・2・1の照り焼き丼

「3・2・1」は調味料の割合のことで、「3：2：1」。
日本酒：大さじ3、しょうゆ：大さじ2、砂糖：大さじ1。味付けはたったこれだけの簡単レシピです。

鶏肉の処理やカットはキッチンばさみを使えば簡単で洗い物も少なく済むので、
一人暮らしの小さなキッチンでも、料理経験がなくても大丈夫！

調理の工程も通常より細かく書いているので、旦那さまに料理を覚えてほしい奥様や、
これから自炊デビューしたい方には特におすすめのレシピです。

材料（1人分）

鶏もも肉　　　　　　200g前後
酒　　　　　　　　　大さじ3
しょうゆ　　　　　　大さじ2
砂糖　　　　　　　　大さじ1
きざみのり　　　　　少々
ごはん　　　　　　　お好きな分量
かいわれなど　　　　あれば少々

1．鶏肉の余分な脂や筋を取り除き、皮と逆の面を筋に直角になるよう、
切り込みを入れて筋切りをする（焼くと縮むので深く切ってOK）

2．調味料は小さな容器であらかじめ合わせて混ぜておく

3．弱火~中火で鶏肉の皮の面をこんがりするまで焼き、余分な脂はふき取っておく

4．皮の面がこんがり焼けたら裏返し、調味料を加える

5．火が通ったら再度、皮の面が下になるよう裏返し調味料に若干とろみがつくまで煮詰めて完成

6．鶏肉を食べやすい大きさに切ったらご飯の上に乗せて、刻みのりと照り焼き、タレをかけて完成

POINT

強火でぐつぐつ煮ると一気にソースが焦げて失敗するので火加減に注意しましょう
鶏肉の余分な脂や筋の処理は、包丁よりキッチンはさみだと簡単です
料理酒は加塩されているものが多いため「日本酒」がおすすめです
焼き上がりを切るときも、キッチンばさみならフライパンの中で完結できて便利です

料理酒と日本酒

意外と知られていないのですが、料理酒には多くの場合「塩」が含まれています。完成した照り焼きのソースは、必要な分だけ使ったとしても、しょうゆを使う量が多いので塩分が多くなりがちです。塩分の摂り過ぎや、味がしょっぱくなり過ぎないためにも料理酒より清酒（飲む用）もしくは、酸味や雑味は残したまま、塩を添加していない料理酒もあるようですので、そちらのご使用をおすすめします。